住宅に吹き抜けを作るときに注意点

吹き抜けのある住宅は開放感があり、憧れている方もいるのではないでしょうか。しかし、吹き抜けを取り入れるなら気をつけたいことがあります。
吹き抜けとは、1階の天井と2階の床をなくして、縦の空間を広くしたものです。2階の床はなくしてしまうため、その分2階の床面積が狭くなり、作れる部屋数が少なくなります。部屋数を多く作りたいときには気をつけましょう。
吹き抜けにすることで1階と2階でコミュニケーションを取りやすくなり、家族を身近に感じられるメリットがあります。一方で、プライバシーが筒抜けになる可能性もあります。家族間のプライバシーをどうやって守るのか考えておく必要があります。
1階にキッチンを作ることが多くありますが、吹き抜けにすると1階キッチンからのニオイが2階にまで漂ってきます。ニオイ対策のためには、換気方法を考えておく必要があります。
吹き抜けを作るなら、それがあることでどういった生活になるのかよく考えてみてください。