私は、注文住宅で家を建てる際に、どのようにすれば家事がしやすいのかを考えて間取りを作ってもらいました。
毎日の家事が少しでもスムーズにストレスなく出来ることが、快適に暮らせるかどうかを決めるので、間取りを考えるのはとても大切なことだと思いました。
まず、水周りはすべて一箇所にまとめることで家事や育児が楽になります。
子どもが小さいうちは、外遊びで汚れた手や足を洗うために洗面所にすずぎに行きたいものです。
そこで、玄関からリビングなどを通ることなく洗面所にいける間取りにしました。
また、お風呂に入る前にトイレに行かせたりすることも多くあるため、トイレ、洗面所とお風呂は近くにしておきました。
また、台所で調理をしていて、洗濯物を洗濯機で洗っていて、洗い終わったらすぐに洗濯物が干せるようにと、台所と洗面所も近くにしました。
また、毎日の洗濯物を干すというのは毎日の事になるので、スムーズにしたいということから、1階の洗面所で洗濯物を洗った後、2階にベランダで干すのではなく1階に洗濯物を干せるスペースを作り、洗濯物は階段を上って干しに行くことなく、手軽に洗濯の家事が終わる流れにしました。
このように、水周りは一箇所に集め、洗濯物を干すことを考えた間取りにしたことで、家事動線がスムーズになり、短時間でできるために時短につながっています。
家を建てて住み始めるときには、自分が普段外から帰ってきたときにどんな道を通るのか、どんな風にすればスムーズに動けるのかをシュミレーションして見ることが大切です。
玄関から台所までが、沢山の買い物をしてもすぐに荷物を収納できるのが便利だったり、スポーツをする子どもさんがいる場合は、玄関を入ってすぐに手を洗うスペースを作るのも良いと思います。
ベビーカーなどの部屋には持って入らない大きなものを収納したい場合は、玄関部分に大型のものを収納できる収納ペースを設けることも便利です。
いろいろな家庭に合わせた家事動線や収納を考えることで、家での快適な暮らしができるかが決まります。