20坪台の狭小住宅とも呼べる一戸建て住宅についてですが、細い面積ならばちょっと住みづらいかなーとも思いますけれど、しかし細い面積ではなく正方形ぐらいの面積でしたら、間取りの工夫で開放感をもたせることができるので、狭っ苦しい住宅にはならないことだと思います。
間取りをこまごまと仕切らないことで、ひとつの空間を大きくとることができますよね。部屋をたくさん作ってしまいますと、狭めの面積に建てる場合、どうしてもひとつの部屋が狭くなってしまいます。
そこで壁をできるだけとっぱらうようにして、壁での仕切りではなくて、間取りで工夫してそれぞれの目的のスペースを区別にますと、壁の分だけでもずいぶんと建坪の節約になるのです。たとえば、リビングルームに階段を設置すれば、階段分だけ面積節約になりますからね。
また、収納を最初から作ってしまえば、天井まで有効活用することができて、家具を置くよりも使用する空間の節約になるのです。こういった工夫次第で狭小スペースでも狭苦しさを感じさせない住宅になっていけますので。