昨年、新築で家を建てました。購入した際、重要視したのは、ずばり「土地選び」です。どんなに素晴らしい家を建てても、周囲の環境が悪ければ意味がありません。また隣人トラブルの結果、家を手放してしまった方の話も聞いていたので、土地選びは慎重に行いました。特に大手のハウスメーカーは、営業マンが土地を勧めてくれるケースもあると思いますが、安易に決めず、独自でも調べることが必須です。
最初に候補として選んだ土地は、立地は申し分ないのですが土地の形がイマイチでした。横幅が狭かったのです。その区画に多く土地を持つ地主さんに、隣の土地を分筆してもらえないか交渉しました。返事をもらうまで半年くらいかかりました。結果、ノーでした。正直倒れてしまいそうなほどガックリきましたが、「土地選び」が一番大事、と心に言い聞かせ、新たに土地探しをはじめました。返事を待つ間、オープンハウスを見学したり、工務店と家の間取りについてじっくり考えられたので、結果オーライです。
ハウスメーカーの営業さんは、かなり押しが強く、とにかく早く決断させようとします。契約を取るためですね。土地、間取り、一見素敵で便利なように見えても、自分たちに最適化どうか、よく考えてください。暮らしてみてから、低コストで建てられたが暖房設備がいまいちで寒い、間取りが不便など、本当によく聞きます。特に一年以内(もしくは半年以内)で建てたかたにそういった失敗が多いようです。