家を作るなら、もちろん工務店にはお金も支払う必要があります。たいてい工務店から書類が提示されてきて、それに金額も書かれているのです。問題は、その金額の妥当性です。他社と比較してみて、あまりにもかけ離れた数字でないかどうかを確認してみると良いでしょう。
例えばある工務店から見積書を出してもらった結果、総額は300万円でした。しかしその費用は、他社よりも安すぎるのです。他社から出してもらった見積書の場合は、700万円でした。実に半分以上の価格になっている訳です。
一見すると、それは良さそうに思えます。費用は安いに越した事はありませんが、その背景も追求してみるべきなのです。他社よりもあまりにも安すぎるのは、必ず何らかの理由があります。
工務店から300万円という見積書を出してもらうにしても、その数字の根拠を示してもらう方が良いでしょう。根拠が曖昧ですと、その工務店に依頼するリスクは少々高くなってしまう可能性があります。提示される費用に関する根拠は、工務店を選ぶ基準の1つになるのです。
